映画ドラえもん のび太の恐竜 2006
発売日:2006年12月20日
1979年にスタートした映画「ドラえもん」シリーズだが、2005年にはTVシリーズの声優陣を大幅にリニューアル。
その新しい声のキャストが、初めて挑むのは劇場版第1作『のび太の恐竜』のリメイク『のび太の恐竜2006』である。
のび太の見つけた卵が孵化し、中から恐竜の子どもが登場する。
ピー助と名付けられた恐竜は急激に成長。
のび太はついにピー助を本当の故郷に帰すべく、ドラえもんのタイムマシンに乗り、過去へと旅立つ。 本来は子ども観客を対象とした「ドラえもん」シリーズだが、本作はむしろ、子どもたちよりもその同伴の父兄たちに向かって作られているように見える。
楽しさはもちろんのこと、「感動」を全面に押し出したその内容は、オリジナル版を見て育った、現在の親たちの涙を絞るのには充分な完成度。長い歴史を持つシリーズだから可能となる、心憎いアプローチだ。
ただし本作でのドラえもんはいささか役不足。
ジャイアンが強いリーダーシップを発揮するというのも時代の反映か。(斉藤守彦)

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